もしもし、そこの読者さま

ライブアイドルのライブレポ、Sexyzoneのライブレポ、映画・舞台・本などの感想などなど

文月悠光

「呪い」を解くための祈りの書 木村映里『医療の外れで 看護師のわたしが考えたマイノリティと差別のこと』(晶文社) 

木村映里氏の『医療の外れで 看護師のわたしが考えたマイノリティと差別のこと』(晶文社)を読んだ。 この本は、医療を享受する際に困難や障壁との直面を余儀なくされてしまう様々な人々について記されている。著者が見てきた、あるいは、身をもって体験し…

2018年上半期に読んだ本たち(再読も含む)

6月はまだ終わっていないので少し気が早いですが、2018年上半期に読んだ本の記録です。『特捜部Q』シリーズが面白くて、春先以降はほとんどそればかり読んでいました。本当はもう少し硬い内容の本も読みたかったのですが、途中で少し失速してしまった…

「詞書」のある詩集 文月悠光『臆病な詩人、街へ出る。』(立東舎)を読みました

臆病な詩人、街へ出る。 (立東舎) 作者: 文月悠光 出版社/メーカー: リットーミュージック 発売日: 2018/02/16 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る 文月悠光さんの新刊『臆病な詩人、街へ出る。』を読みました。この本は、…

一行の詩の、最初の言葉のために 文月悠光『洗礼ダイアリー』(ポプラ社)を読みました。

洗礼ダイアリー 作者: 文月悠光 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2016/09/05 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 文月悠光さんの初エッセイ集『洗礼ダイアリー』(ポプラ社、2016・9)を読みました。文月さんの詩がとても好きで、…

今年読んだ本(文庫版での再読含む)のメモ

一年の振り返り的な記事を書いてみようかなと思ったのですが、アイドルのことに限らずいろいろ書いちゃおうということで、まずは今年の読書の記録を。思い出せる限り書き出しました。これはもう完全に、自分自身の蔵書管理のためのメモのようなものなので、…