まるで松島聡くんのことを歌ってるように聞こえる曲
おやすみホログラムやタルトタタンなどのインディーズで活躍しているアイドルを中心に記事をしたためている当ブログですが、男性アイドルもフォローしていたりします。主にSexy Zoneさんたちを追っています。あと、ジュニアも少々。ケンティのソロコンのレポを書いた際には、多くの方にお読みいただき感激でした。
今日は、松島聡君のことを歌っているように聞こえる曲について思うところを述べようと思います。これは、僕の大好きなタルトタタンを偲ぶ記事でもあります。その曲というのが、タルトタタンの「某ちゃん」という曲なのです。作詞をしたのは西浦謙助氏で、作曲は赤い公園の津野米咲さん。歌詞は三番まであるのですが、これが非常にユニークです。それぞれの歌い出しで「某ちゃん」の「某」の部分に漢字一文字が代入されて、それぞれの某ちゃんを応援する言葉がつづられます。
一番は「毎日泥だらけの泥(でい)ちゃん」、二番は「いっつも傷だらけの傷(しょう)ちゃん」、そして三番は「まったくあざといわね聡(そう)ちゃん」です。代入された漢字がそれぞれのキャラクターを表していて、「聡」は「さとい」という読み方にちなんで、「あざとい」人格を表象しています。巧い! そして、この曲の歌詞の面白い所が、それぞれのキャラクターへの応援の眼差しが、オタクのアイドルに対する眼差しのように思えるという点です。例えば泥だらけの泥ちゃんに対しては次のような歌詞が続きます。
惜しげもなく みせる 笑顔がマル
そんなに急がなくていいよって
言っても 皆目きいてない
もういいやって 投げ出しちゃって やっぱ 思い直して
どうにかやってる君の 夢を叶えたくて
てんてこまいな私のことも たまにかまってね
笑顔を「惜しげもなく みせる 笑顔がマル」という評価の仕方・見守り方って、アイドルに対するものみたいじゃないですか? 「そんなに急がなくていいよ」という心配や「君の夢を叶えたくて」という関わり方も、アイドルに向けられる眼差しあるあるです。私はこの部分を聴くと、いつも中島健人君の顔が脳裏をよぎります。生き急ぎがちなケンティ。そして、「聡ちゃん」に対しては次のように歌われます!
照れくさく はにかむ 素振りも マル
随分と どんくさくって ないわって
なっても 結局 許しちゃう
もういいやって 逃げ出しちゃうし ちょいちょい 開き直るし
なんだか不安だけれど 夢を支えたくって
てんてこまいな私のことも たまにかまってね
この「聡ちゃん」の名字、絶対「松島」でしょ!!笑
「どんくさくって」「ちょいちょい開き直る」って松島くんっぽい。そして、彼は圧倒的に可愛いから「許しちゃう」! 「はにかむ素振り」が「マル」なのも、松島聡くんですよね、セクゾンファンの同志の皆さん!! Sexy Zone channelの中で見せた(魅せた)、彼の数々の珍プレーが頭をよぎります。富士急で詠んだ俳句とか。あと、良い所で噛んでしまうところとか。変な踊りと歌をいつもやらされてしまうところとか。風磨くんに猿回しのようにかわいがられた結果、そうなっているときがほとんどだけれども。牛たんゲームをやった二人の姿は、永久に心に残しておきたい名場面ですよね! あと、先日のアレも面白かった。
↓先日のアレ
そういった諸々を考えているうちに、この部分の歌詞は風磨くんによる聡ちゃんへ向けたラブレターのようにも読めてきます。というのも、三番の歌詞にはまだ続きがあって、こんなふうに続くのです。
いいかって 誤魔化しちゃって やっぱ 思い直して
何とかやってる君を そばで守りたくて
きりきりまいな私のことも たまにかまってね
いつまでも よろしくね
え、風磨くんですか!? もしくはマリなのか!? っていう想像がむくむくと膨らんでいくのです。疲れた時に聴くと本当にほっこりと温かい気持ちになれます。この記事のタイトル、「まるで松島聡くんのことを歌ってるように聞こえる曲」としましたが、むしろ、松島聡くんのことを歌ってるように「しか」聞こえない曲だと思えてきました。
タルトタタン「某ちゃん」は、セカンドアルバム『グーテンベルクの銀河系』所収です。気が向いたら聴いてみてはいかがでしょうか。とても可愛らしくてキャッチーな名曲です!