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もしもし、そこの読者さま

ライブアイドルのライブレポ、Sexyzoneのライブ・映画・アイドル関連本などの各種考察

hachi誕生のための少し長い儀式 10月2日(日)@吉祥寺 Ongoing(hachi、八月ちゃん、本体ちゃん、オガワコウイチ、小川希)

 八月ちゃんこと、hachiのパフォーマンスを観てきました。今回の催しは、吉祥寺にあるOngoingというアートセンターが主催している一連のイベントの中に組まれたものでした。八月ちゃんにとって、久しぶりの美術系イベントです。そして今回新たに召喚された人格(名義?)であるhachiにとっては初めてのイベントでもあります。どんなことをやるのかということは、事前に一切告知されませんでした。10時から18時までパフォーマンスをし続けるということのみが明かされたほかは、何も知る由はありませんでした。私も含めて、多くの人は絵でも描くのかなと漠然と思っていたようです。そして当日も徹底した情報統制が行われました。

 

 私が会場に到着したのは夕方16時くらいでした。本当にドキドキしながら現場に向かいました。それまでの情報の隠し方からすると、実際にその空間にいることが意味を持つような表現をしてくるんだろうなということは、なんとなく予測していました。でもきっと、何らかの形のあるものを作ることにはなるんだろうと思っていました。だから実際のパフォーマンスを観たときには驚き、「そうきたか!」と思わされました。何かモノを作り上げるような行為は一切行わず、身体そのものを作品として見せていたのでした。

 そこで行われていたのは、八月ちゃんになること(衣装を着て、三つ編みを作り、ステージに立つ)と、八月ちゃんとしての自分を脱ぎ捨てること(ステージから降り、衣装を脱ぎ、三つ編みをほどく)を交互に延々と繰り返し続けるパフォーマンスです。受付を済ませると、次のようなテキストが配られました。

 

私は8月に生まれた。

私はアイドルをするときがある。

私はそうじゃないときがある。

私は離れたりする。

私は離したりする。

私はくっつけたりする。

私はくっついたりする。

私は同じ時間をふたりと過ごす。

                 hachi

  

 微妙な差異を含んだ反復を、8時間延々と繰り返そうとする根性が彼女の中にあったことにまず驚きました。展示の空間に一歩足を踏み入れた瞬間に、「これはマジなやつだ!」と思い、つばを飲み込む音を立てることすらはばかられるような緊張を味わいました。8時間のパフォーマンスの間、彼女はこの行為を何回繰り返したことでしょう。最初から最後まで見届けた人は2名だけ(むしろ、2名「も」と言うべきかもしれません)いたようです。フルで見届けた人にとっては、相当重みのある不思議な時間だったと思います。しかし、このパフォーマンスが面白いのは、一部分を見ただけのお客さんにとっても、「え、ちょっと待てよ。これ8時間やったんだよな!?」と、自分が見なかった時間の圧倒的な重みと迫力を想像させずにはおかない点だと思います。

 少し高いところを登ったり降りたりして、八月ちゃんと本体ちゃんの姿を行き来する彼女を見て最初に思ったのは、まるでお百度参りみたいだなということです。八月ちゃんがアフタートークで、今日のパフォーマンスは超個人的なことでもあるということを強調していたけれども、個人的な願いを込めるというあたりもますますお百度参りっぽいなあと思って腑に落ちました。

 では、何のためのお百度参りだったのか。

 私は、八月ちゃんの生まれ直しの儀式だったのかなと感じました。八月ちゃんは作品であるということはこれまで何度も言われていました。そして本体ちゃんには美術活動を行う欲望があることも既に知られるところとなっていました。そんな出発点を持つ彼女は、八月ちゃんとして絵を描いてみたり、美術っぽいイベントをパペラで行なったり、時々小さな作品を作ってみたりしていました。八月ちゃん自身もアフタートークの中で自分で言っていたけれど、その姿には自分探しに苦しんでいる痛々しさみたいなものがあって、時々心配になる部分もありました。そして、これまでの芸術活動で何より違和感があったのは、「それ自体が作品として作られた存在であるはずの八月ちゃんが、どうして作品の作り手になろうとしているんだろう?」ということでした。作品が作品を作っているという事態は、「結局、創作の主体は誰なの?」「本体ちゃんは、一体どこまで創作の主体なの?」「八月ちゃんと本体ちゃんの関係性ってどうなっているの?」という疑問を呼び起こします。そして他ならぬ八月ちゃん自身がそのことでめちゃくちゃ苦悩していることが、すべてのオタクに伝わっちゃっていたと思います。

 今回、新たにhachiという主体が打ち立てられました。先ほど引用した、会場で配られたテキストは、「私は同じ時間をふたりと過ごす」という言葉で締めくくられており、「ふたり」(八月ちゃんと本体ちゃん)とは別の、新しく設定された表現者としての「hachi」のスタンスが改めて強調されていることが分かります。

 今回のパフォーマンスは、hachi自身の手で、八月ちゃん/本体ちゃんという二項対立すら包括する表現者である「hachi」を誕生させるための儀式だったんじゃないかと思いました。八の字を描く移動と、着替えと、お立ち台の登り降りを無限に反復する姿は儀式そのものでした。この儀式を経ることで、八月ちゃんはようやく「創作された作品」なのか「創作の主体」なのかがどっちつがずであった状態から解放されたと思いました。八月ちゃんは純粋な作品として、アイドルの位置に収まったように思います。そして本体ちゃんは本体ちゃんで、アイドルでもなければ芸術家でもない、本当の意味での素の彼女自身に戻ったのかなと思いました。芸術活動の主体としてhachiが爆誕したことにより、上手に棲み分けができていなかった「芸術家」と「アイドル」の区別がはっきりとなされ、八月ちゃんも本体ちゃんも守られたように感じました。だからこそ八月ちゃんは、「すっきりした」とトークイベントで言っていたのかもしれません。

 

 と、ここまで感想をつらつらと述べてきましたが、この感想は、アフタートークを最後まで聞いたことで到達した解釈が多分に交じっていますので、アフタートークのレポートをお送りしたいと思います。例によって、詳細にメモを取ったものを私なりの構成でまとめました。トークの途中、小川さんからの指名でオタクとしての感想等を述べる機会もいただきました。その前後の記憶が興奮と緊張で途切れ途切れだったりするのですが、その辺もご承知おきの上でお楽しみいただければと思います。

緑字が八月ちゃん、青字がオガワコウイチP、赤字が司会の小川希氏、黒字が私です。そのほか、sagaさんコロンさんケイスケさんが発言されました。

 

今日は八月ちゃんではなくhachiとしての「8」というイベントのトークをします。10時から8時間やって、終えた感想はどうですか?

すっきりしてます。ドッと疲れるかと思ったんですけど、爽快な感じ?

痛めたところとかはないですか?

手首あたりは怪しい感じですかね(笑)

今日のこのイベントをやろうと思ったきっかけは何ですか?

きっかけは~、、、私はずっと八月ちゃんというアイドルが作品だと言って、おやホロに入りながら2年間やっていたんです。でも、アイドルが作品だと思ってやっていても、それを伝える術がなくて。ちゃんと言い切れなくて「うーん」と思うところがあったんです。

オガワさんは今回のイベントについて聞いた時の第一印象はどうでしたか?

最初に内容を聞いた時に、ちゃんと成立するのかな?というのがありました。17時くらいに会場に来たんですけど、何をするのかをあらかじめ知っていただけに、7時間経過している会場に来るのが怖かったです。

実際、成立していましたか?

成り立ってましたね。

普段プロデュースしていることとは違うことをやっているわけで、そこはどうでしたか? 八月ちゃんは普段とは違うことをしているつもりでしたか?

そうですね。おやすみホログラムにいることはそうだけど、今回はアイドルとしての自分と、本体ちゃんと呼ぶ自分の境目はどこだろうと気になって、分けたいと思ってずっとやってきたんですよ。八月ちゃんとしては、漠然としているけど、見せていたい顔があるんです。でも一方で、八月ちゃんがもらってきた要素で本体ちゃんがいろんな感情になってしまうこともあって。それをどう消化するか考えたときに、「このパフォーマンスをやらないと」と思って考え付きました。

八の字を描きながらパフォーマンスしていましたけど、真ん中で入れ替わるときには、人格が変わることを意識していたりはしましたか?

考えずにどんどんやっていこうと思って始めました。淡々と、パフォーマンス中は一言も言葉を発さずにやっていたけど、感情の動きはあったのかなあ? それが動きに響いちゃう部分はあったかもしれません。

やっている間に浮き沈みや、感情の振れ幅はあったんですか?

それは感じました。緩やかに感じましたね。

僕はこういう現代アートを紹介することもあるような場所をやっているんで、今回のようなパフォーマンスがあることも分かっていました。同じ動きをずっとやるということも基本としてあるんです。観る人は、その中にもドラマを感じて、良いなあと思ったりする。最初にガストでブエナの人と話し合ったんですけど、絵をやることも案としてありましたよね。

はい。立体的なものに絵を描くというのもありましたよね。

会場の照明をどうするかを聞いて、バミリしたりしたんですけど、壁をどうするかと聞いたら「使わないです」と言われました。で、照明も「これだけでいい」と(八月ちゃんに)言われたんです。ゴリゴリのアートのパフォーマンスで来るのかと驚きました(笑) アイドルとしてのブランドに響かないか心配になりました(笑)

僕は心配はなかったですね。大成功したんじゃないかと思いました。

本人はやるしかないと覚悟してやったと思うんですけど、見てる人がどうだったのかを後で聞いてみたいですね。八月ちゃんはお客さんの顔は見ていましたか?

お客さんの反応があってもいいタイミングの時に、最初の2ループくらいは気にしていました。でもこのままだと自分のパフォーマンスなのに周りに飲まれちゃうと思いました。負けてはいけないなと。はじめは、じんわりと見えていたんですけど、そこまでうかがわずに好き勝手やってみました。

声をかけてくれる人はいましたか?

いました。八の字の中に入ることは禁じていなかったので、その中に入ってくれる人がいました。あと、プレゼントをこっそり置いてくれる人もいたり(笑)

ファンの人たちがすごく親目線な感じですよね。他のアイドルもそうなんですか、オガワさん?

僕はアイドルをあまり知らなくて。どうなんでしょうね(笑) でも、普通よりは変な距離感持ってる人が多いのかなあ。そういう人が多いと思いますね。

他のミュージシャンなんかと変えているところはありますか?

おやホロとしては僕のプランをやってもらっているんで。でも、アートには口出しはしていないです。そこに難しいところがあるのかなと思いました。

プロデューサーとして八月ちゃんの迷いはどう見ていますか?

荒れていてイライラしているときは少し前にありました。以前から絵を描いたりしていたけど、納得できる形でできていないようだったので、早くやった方がいいと思っていました。

どんどんやっちゃってと思っていたと?

そうですね。ドラゴンボールの神とピッコロみたいな。

八月ちゃんはどっちなんですか?

八月ちゃんが神かな? いや、ピッコロは八月ちゃん。融合して強くなるんです。

八月ちゃんはすっきりしたと言ってましたよね。

そうですね。八月ちゃんをやり始めて約2年なんですけど、去年ブエナでライブペイントをやった時に、違うなという感じで描いていました。自分が本当に今やりたいことに向き合ってなかったです。アイドルとしての八月ちゃんをやっていたけれど、心にぽっかり穴が開いていました。

これをやろうと思ったきっかけはあったんですか?

ロフトプラスワンのやつですよね(笑)

はい。けちょんけちょんにされちゃったやつですね(笑)

カチンときたじゃないけど、「私はアーティストもどきアイドルじゃねえよ」と?(笑)

そうですね。お相手があんまり喋ったことのある人ではなかったというのもあるけど、言い返せなくて。言葉じゃ足りないなと思ってその時はあきらめたんです。私はちゃんとコツコツやろうって。八月ちゃんが作品であることに胸を張れるようになろうと。今までとは違う他のやり方も交えながら、磨いて、そうやって作っていった方がいいなと思ったんです。その人と喧嘩をするわけじゃないけど、自分のためにやろうと。

オガワさんどうですか?

この通りだと思います(笑) 僕は今日ここに来るときに、何をやっているかを知っていたから、もう7時間あれをやっているんだと分かって行きました。途中で抜けた人もたくさんいたと思うんですけど、抜けた後も、「まだあれを続けてるんだ」と思っていたと思うんです。八月ちゃんは、会場を出た後も自分のことを考えさせることを狙ってたの?

あー、そこは考えてなかったです。自分の超個人的なことをやろうと考えていたので。どう思われるかという予測は何個かしてました。でも言う必要はないことで、今回のパフォーマンスは、こちらから「このように見てください」という作品ではないと思っています。

8時間って、歩いたらすごい遠くに行ける時間ですよね。僕も途中外出したけど、今もまだやってるんだよなと考えていました。八の字というのがコンセプトにあるけど、「無限」を意識したりはしていましたか?

それは少し考えていました。私がやっているのは「八月ちゃん」だし、八月は自分の体が生まれたときだから、今の自分がいるということと切っても切り離せない。今の私の中の構造を、無限にも見える八の字で結んだらどうなるかなというのは考えました。

今回のパフォーマンスは美術的なアプローチで、エンターテイメントのアプローチではないですよね。山場が用意されていなくて、単調にずっとやるというもので、観る人の側が面白味を見つけないといけない。アートには、見る側がどう受け取ってもいいという常套句がありますけど、エンターテイメントの人から観ると、それはダメだとはならないんですか?

お客さんがいることも含めて、この空間にしようと思っていました。お客さんがゼロ人になってもやり続けることも想定していたし、そうなっても驚かなかったと思います。それも含めてアイドルというものに対しての見方になると思っていました。

ここで、八時間いた方の感想を聞いてみてもいいですか?

八の字を描いていたことに気付いていなかったです(笑) 

どうでしたか?

相当トリップできました。繰り返しているんだけど、微妙に変わっているのが面白かったです。人が少ない時ほど素が出ていて。昼頃はだいぶ疲れていましたね。

そのあと持ち直したのはランナーズハイみたいなのですか?

そうかもしれないです。

見てる側は身持ち良くなりましたか?

それはあんまり(笑)

飽きることはなかったですか?

なかったです。夜勤明けで来たので動きたくないというのもありましたけど(笑)

もう一人のかたはどうですか?

八の字には気づいていました。何も考えずにやっているように見えた時が良かった。疲れのピークの時が良かった。

よく見にきているファンの方々は。、今日はいつもと違うことをやっているという思いはあったんでしょうか?

ずっと見ていた人は、「やっと作品を作ってくれた」という安堵感が強かったんじゃないですかねえ。

誰かの話を聞いてみたいですね。

そうですね。ちょっと考えながら話していいですか。今日会場に来た時に、1階でファンのみなさんがタバコ吸ったりしてたんですけど、普段のライブ後の物販で見せる顔とは違う、見たことのない顔をしていたんです。火葬場の控室みたいな感じで。

普段はもっと生き生きしているんですか?

だいたい物販の時の顔を観るとその日のライブが良かったかどうか分かるんです。今日は、よく分からないものを見せられたという顔をしていたから、成功してると思いました。

アートを好きな人がアートを見に行くときは、その心構えがあっていきますけど、そうじゃない人が迷い込んだみたいな感じですよね。例えば、政治的な作品は分かりやすくて、反応しやすいですけど、「つまらなくはなかったけど、あれは何だったんだろう?」という作品もある。そういうのが一番良いアートなんだろうなと思います。分からなさを観る人に背負わせてしまう作品。作品としての強度が強いですよね。

再現できないものですもんね。もうやりたくないでしょ?(笑)

やりたくなーい!

再演したとしてみんな来るのかというのもありますよね(笑) 今日はしてやったり?

してやったりとは思わないですけど、やり切ったというか、自分の中でどうしようもない気持ちがずっとあったので、一つ作品を出せたことで、満足はしていないけどすっきりしています。とりあえず一つ出せたから。2年間何も作っていないという事実に対して、自信がなかったんです。でも、作品を出したらその作品に対して自信が無いということは無いです。

例の因縁の人に送りつけたいですよね(笑)

そうですよね(笑)

DVD10枚組で売り出そうかな(笑)

おっしゃってましたもんね。「これを観てから言えよ」というのをやりたいって。

私が(あの日)何を言ってもすっきりしなかったのは、私の作品を見てと言えないことが、自分の中で不甲斐なくてガッカリしたからなんです。さんざん作品が作りたいと言っているわりに、作品が無いじゃんって。作品を作れば、作品が、私の言葉が足りない分を補ってくれて私を守ってくれるんじゃないかと思いました。

いい顔してますよね。

すっきりしました。

ではお客さんの感想を聞いてみましょう。誰に聞きましょうか。

うーん、、、、、、そうですね。つちやさんいいですか?

!!! 実は僕も、今回のきっかけになったというあの夜に、居合わせていました。その時にすごくムカついて、俺も戦わなくてはと思いました。で、質問なんですけども、さっき八月ちゃんは、見てもらえる自分の作品が無いことが不甲斐なく感じたと言っていたと思うんですけど、(それにもかかわらず)今回のパフォーマンスでは物質として形に残らない表現方法を選んだのはどうしてなんですか? その辺の意図が何かあれば聞いてみたいです!

あ~。今回のパフォーマンスでは、私の体を使って表現することが自分の中ですごく自然だと思って、この方法を選びました。※注:八月ちゃんはもっと一生懸命言葉を選びながら答えてくれたんですけど、私の記憶があいまいなので超ザックリとしてます

もっと八月ちゃんのこういう活動を観たいと思いましたか?

そうですね。今回のパフォーマンス八月ちゃんにとってきっと必然性があってやったことで、「八」という八月ちゃんの生まれた月に絡めた内容で、八月ちゃんがもう一度生まれ直したっていうことだと思ったので、これからが始まりだと思うからもっと見たいです。

でも、がちがちのアートだと食べていけないと思うんだけど、そこはどうするの? この作品の裏には実はこういうのがあってというようなことも伝えて、何度も見に来てもらえるような作品にするとか、それこそさっき話にも出た、作品を物質として作って売ったりとかは考えていないの?

ゆくゆくは作品を作って、それで食べていきたいというのはあります。だから今八月ちゃんをやっているというのがあります。これは大学の時に教授に言って嫌な顔されたことだけれども、アイドルという入り口だと気軽に見てもらえる率が高いと思うんです。アートの敷居は高いと思われているかもしれない。だけど、私の中では音楽みたいに、生活に寄り添ったら楽しいものだと思っているんです。八月ちゃんを通して美術を知ってほしいと思っています。だめですかね?(笑)

おやホロの八月ちゃんとしての仕事はちゃんとしてくれると思っています。そのバランスが取れてればいいのかなと。

私、基本自分探しがちなところがあるからなあ。次が良くないと言われてもめげない心を持とうと思っています。

困ったらまたこのパフォーマンスやればいいじゃん(笑)

hachiと八月ちゃんが交わることはないんですか?

今日のトークショーも八月ちゃんとしてだから、難しいなあ、、、

おやホロと交わらないとしても、PVの中などで何か表現をしたりは?

やっていきたいとは思っています。自分の中で区切りがついていればいいと思います。よくいる、「アイドルだけど少し美術している」「少し手先が器用なアイドル」みたいな存在では終わりたくないです。

そういう意味で、今日はアートとして硬派なことをやって正解だったと思いますね。

ガッカリ意見は無いんですかね?

絵を描いているのかなと思っていったら違うことをやっていた。終わりのないことをやっていて、八月ちゃんじゃない部分も出していて、見られらなかった。

今日は超個人的なことをしていました。八月ちゃんというキャラクター以外の部分を見られないという人もいるとは思います。

僕は何をやるかを知っていたので、見に行くのが怖かったです。何も知らないで来て見始めちゃった人はまだよかったかもしれない。事前に情報が入っていたら、見に行くことにかなり覚悟がいったはずだと思うんです。何をやるか事前に何も言わないでおいて来てもらったのはよかったかもしれないですね。

次の展開などはありますか?

明確には言えないです。漠然とやりたいことはあると思います。今まで学生をやる中でしか作品を作ってこなくて、こういう形では初めてやりました。学生時代は、シリアスなテーマを茶化して表現したことがありました。今回のようなのは初めてで、でも、ずっとこういう形でやるというようなことは無いと思います。

hachiオッケー派と、八月ちゃん派で割れたりしないですかね(笑)

おやホロを知らないけど、hachiは好きという人が出てきたら面白いですよね。

何か告知はありますか?

hachiと八月ちゃんをつなげるものとして、実は今度のワンマンの舞台装飾の監督をやってもらって、動いています。いまはコンセプトを伝えて、それに対して打ち返してもらっている形で進めています。

私のもやもやの原因として、おやホロは音楽の場なので、自分のやりたいことを出すのはワガママなんですけど、自分の好きなやりたいことでぶつかりたいというのはありました。舞台装飾はできる限りやり切りたいです!

やり切ってもらわないと困るよ(笑)

やり切ります!!

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トークを終えた八月ちゃん。いい顔してます。

 やはり今回のこの企画は、ロフトプラスワンで起きたあの一件に対する応答だったということが分かりました。そして八月ちゃんはこれ以上ない硬派でクールなやり方で、初めの一歩を踏み出したと思います。

lucas-kq.hatenablog.com

 アイドルの成長を見守るのって、アイドルを応援する醍醐味の一つだと思うんですけど、歌唱力とかダンススキルの成長よりも何倍もうれしい成長を今回は目の当たりにできた感動がありました。極端な話、八月ちゃんが八月ちゃんでなくなっても、今回の成熟は彼女の中で一生忘れられない出来事になっていくんだろうなと感じました。

 僕の好きな映画で「ローラーガールズダイアリー」と「フランシス・ハ」という作品があるのですが、8時間のパフォーマンスをやり抜いた八月ちゃんの笑顔を見て、この二つの映画を思い出しました。でも、昨日の夜の出来事はフィクションではなくて現実です。「事実は小説よりも奇なり」を地で行く、最高のアートイベントでした。八月ちゃん本当にお疲れ様でした!!

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