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もしもし、そこの読者さま

ライブアイドルのライブレポ、Sexyzoneのライブ・映画・アイドル関連本などの各種考察

秋なのに、なんとなくトロピカル(前編) 10月16日(日)ART SPACE BAR八月vol.2@ART SPACE BAR BUENA(八月ちゃん、オガワコウイチ)

 アートスペースバー八月vol.2に行ってきました。八月ちゃんのドローイングを展示したカフェタイムが16時から18時まで。19時からはトークやミニライブを含むイベントとなりました。会場には八月ちゃんのドローイングが飾られていたほか、八月ちゃんお手製のカレー(限定20食)や、オリジナルドリンクが楽しめるアットホームなイベントとなりました。

 今回のイベントは突然発表されたのですが、10月2日に吉祥寺で行なった美術のパフォーマンスに続く、今月2度目の美術イベントということでした。その日もアフタートークはあったのですが、その日に語り漏らしたことも含めて、再度語っちゃおうというイベントだったのかなと思っています。

lucas-kq.hatenablog.com

 

 イベント全体を通じて感じたのが、八月ちゃんのやる気のすごさ! それからめっちゃご機嫌なテンション。自分がやりたいと思っていたことに、次々と着手することができて、その喜びに満ち溢れているのが伝わりました。去年、パペラで「なぴ八先生の中間試験 」とうイベントをやった時も同じような顔をしていたのを思い出しました。正直、会場に着くまでは、あまり実りのあるトークイベントにはならないんじゃないかと半信半疑だったのですが、完全に私が間違っていました! すいませんでした!

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 ところで、トークが終わった後に、お客さんから作品の解説を求められたときに、八月ちゃんが少しだけ解説を渋っていたのですが、そこはあんまり渋らなくてもいいのではないかと感じました。答えを与えてしまうことを避けたいと思っているようでしたが、作者の解説がただ一つの正解になってしまうわけではないんじゃないかと思うのです。

 例えば、言語芸術である文学の世界では、作品に込めた作者の意図を作者自身が解説したからといって、それが作品の「ただ一つの正しい解釈」と見なされるわけではありません。 作品が世に放たれた時点で、それは作者の手を離れ、自由な解釈の対象となるわけです。作者による自分の作品の解説もまた、数ある解釈のうちの一つに過ぎないわけで、解釈者はみな平等です。

 むしろ、多様な解釈をみんなが始めるための取っ掛かりとして、どんどん語っていった方が、シーンが盛り上がるような気がしました。

 まあ、そういう理屈っぽい話は置いといて、八月ちゃんとオガワさんによるこの日のトークの記録を書き残しておこうと思います。当日来られなかった皆さんや、最近おやすみホログラムに興味を持ったけど、どういうことを考えて活動をしている人たちなんだろうと関心を抱いている人が、彼らをより面白いと思うきっかけになれば幸いです。そして、11月16日のワンマンに足を運ぶ人が増えれば、なお幸いです。

 八月ちゃんは緑字オガワさんは青字フロアのお客さんのリアクションは黒字で書いています。(※とても長いので、まずは前篇を届けします。後編を文字起こしできるのはしばらく先になるかもしれません。 )

 

**************** 

 

みなさん、アートスペースバー八月vol.2にお越しいただきありがとうございます。今日はトロピカルがテーマということで、メニューはトロピカル満載にしてみました。

(もう冬だよ笑)

いや、もう冬だけどー、八月ちゃん的にはやっぱり「八月」という名前と季節にこだわりを持っていきたいと思っておりますので。そんな感じでぼちぼちオガワさんとお話をしつつ、ゆったりとしたトークショーにしていきたいと思いますので、皆さんぜひともトロピカルな食べ物を食べながら、トロピカルな気分に浸りながら、トークショーを、、、トークショーというか。お話会を楽しんでもらえたら嬉しく思います。あ! 今日初めてカフェブエナというのをやったんですよ。知ってます? いや、だいたい今いる人は結構来てくれてたんですけど(笑) ブエナで今日は夕方からオープンして、ちょっとドローイングとかも飾って、販売しつつ、トロピカルなものを食べてもらいながらカフェをやってました。オガワさん知ってましたか?

いや、よく知らなかったです(笑)

えぇ、言ったでしょ~!! え、ホントにぃ!?

カレーを作ってるなあって(笑)

そうです、カレーを作ってました! はるさん監修の元! はい。で、今日はアートスペースバー八月ということで、アートスペースっぽい会話をしようと思って、オガワさんにもそれを言ったんですよ。言いましたよね? オガワさんは司会っぽい感じで、私が話したい。

え、俺が司会なの?(笑) 

そう、そういう空気です。

俺、司会とかあんまり上手じゃないけどね。

ええ、そうですか?

まあ、いろいろ話したいことはあるんだろうなっていう。

そうです! だからそれを上手いことやってください。

じゃあ、今一番嫌いなアート系のアイドルは?(笑)

(会場笑い)

そういうこと!? ホントにぃ!?

まあ、そういうのはね(笑)

そういうのじゃない、もっと心が穏やかなのを(笑)

まあまあ。

まあまあまあ。

まあ、あれですよね。前回のインスタレーション

はい。10月2日に吉祥寺のOngoingというところでパフォーマンスをやってきました。Ongoingはけっこう現代アートを取り扱っているギャラリーで、そういうところで自分の作品を出してきました。それはhachiっていう名義でやらせてもらったんですけど、小川さんも観に来てくれたんですよね?

はい。

しかも最後のトークにも参加してもらったりとかして、そこでもちょっと話したんですけど、もうちょっと、そこで話した話にプラスアルファしていきたい。

そうっすね。まあ、お金の話ですよね。

そう、お金の話。それがいま興味深い話なんです。

やらしいことではないんだけどね。

そう。アーティストとして、美術でどう食べていくかみたいなことに最近すごく注目してます。

車の中でよく話してる話ですね。

そう。やっぱり食べていかないと。

食べれてないの?

食べれてない(笑)

(会場笑い)

食べれてない(笑) そう、ですよね? オガワさんは普段音楽を作っていて、、、って、なんでそんなニヤニヤし始めるんですか? やめてくださいよ~、ホントに

俺が司会って言ったのに、めっちゃ喋るなーと思って(笑)

(今は私が)司会っぽい感じ。

はい、わかりました。立ち位置がなんとなくわかりました。

そう、立ち位置を~、、、

入れ替えて入れ替えて。

はい。入れ替えて入れ替えてやっていきましょう。

はい。まあ、車の中で普段どんな話をしてるのかっていうところをね。聞いてもらえればと思います。けっこうまじめな話をしてるんですよ。

そうですね。けっこう、そうかも。

そのお金の話っていうのが、例えば前回パフォーマンスやったじゃないですか。

はい。

例えばあれをメインでどんどんやっていったとして、「果たして八月ちゃんはご飯食べられるの?」っていう話に、まずなるんですよ。

うーん、そうですね。たしかに。まあ、形だと思うんですけど、あれは一瞬のものだから。まあ、残そうと思えば映像とかで残せるんですけど。

うん。なんでそういう話になったかっていうと、八月ちゃんがダリ展を観に行って、、、

そう~!!!!! あ、ごめんなさい(笑)

(司会に喋らせろ~!笑)

ダリ展を観に行って、で、もともとアンディ・ウォーホルも好きで。村上隆さんとか、いわゆる一個のパフォーマンスを見せるというよりも、複製して、それに対しても価値を与えて、みんなが喜んで買うみたいなアーティストだよね。

そう。最初はすごい嫌いだったんです。大学入りたての頃とか、嫌で嫌で。なんかそういうお金のにおいがするとか、そういうのがすっごい嫌いだったんですよ。嫌いだったんですけど、ある日突然気づいたんです。これでは食べていけないって。それでやっぱり、村上隆とかウォーホルとかは、グッズ展開ができるというか、そういうのをガツガツやっていくじゃないですか。

うん。手で描いたものじゃなくても価値を見出せるとか、Tシャツになった時にそのTシャツや、他にもアルバムジャケットが評価されたりとか。あれってめちゃくちゃ何万枚も複製されてるものだけど、一つの製品としてちゃんと価値があると見られているアーティスト。

村上隆さんって、自分のファクトリーを持ってるじゃないですか。学生時代に周りの友達がそこにバイトしに行っていたりして、そこではシルクスクリーンを刷るらしいです。いっぱい作るんだって。でも、そういうのがホントにアリっていうか。だから村上隆さんはこないだ横浜美術館であんなに大きな自分のコレクション展をしたんですよ。それを観に行ったんですけど、自分の作品をあんなにたくさん評価されて、ちゃんとお金にできて、さらに人の作品もたくさん買ってるわけですよ。奈良美智さんとか。これって本当にすごいことだと思って。いま目立っている方っていうか、うまくやれている方だから、こんなにたくさん作品も作れてこんなにコレクション展ができるなんて! 本当にそういうことが私もした~いってなってるんですよ。

お金がほしい、と(笑)

(笑) だって良くない? 自分の好きな作品をさー。みんな嬉しいじゃないですか。嬉しくなったんですよ、私は。すごいですよね、美術の消化の仕方が。まとまってない?(笑)

あんまりまとまってない(笑) 話がいきなりお金の使い方の話に(笑)

あー、そうだ。それはダメだ~。でも、そこまでできるくらい美術で食べてるんですよ。

お金にちゃんとしてる、バランスがいいと思ったんでしょ?

うん。

そのためにはどうしたらいいかというのを考えているところなんですよね?

そうなんです。いま私はおやすみホログラムで、アイドルの八月ちゃんとしてアイドル活動もしつつ、今月の頭にやったように作品を発表したりとかし始めました。けど、アイドルをやりながら美術をやるっていうことに対して、これは何回も言っていることなんですけど、やっぱりめちゃめちゃ嫌な顔をされるじゃないですか。

誰に?

誰にっていうか、うーん。確かに誰にだろう? あ、「先生、アイドルやります」って大学の先生に言い放ったときに示された嫌悪。「ん゛ん゛ん゛!!?」っていう(変な顔をしながら)。

(何すかその顔~笑)

リアクションで逃げようとしてるでしょ(笑)

してない(笑)

(具体的に言ってくださ~い)

うーん。学校出て数年経ちますけど、学校でしか作品を作ってきてなかったんだなあって思いました。某美大にいたんですけど、学校での評価とか、そこでの感じが~、、、

まだ抜けてない?

そう。まだ抜けてないのかもしれないですね。これは、あんまり良くないことだと私は思ってる。

美大って言ったら、アカデミックな場というか、美術をめちゃくちゃ勉強している人が集まってくるわけでしょ。すごく詳しい人が集まってくるわけじゃん。

うーん、そうですねえ。

だから、そこでは、よく分からない判断軸で判断されるわけでしょ。

うんうんうん!!

突っ込んでくるな~(笑) 美術をあんまり勉強していない俺みたいな人からしたら、「そんなこと知らねーよ」っていうところで判断するじゃないですか。知ってる人にしてみたらもちろん、見方が増えるからいいんだけど、でもそれって多分部外者というか、勉強してない人が例えば「パースが狂ってる」とか言われても正直よく分かんない。例えばこれはパースが狂ってるの?(八月ちゃんの絵を指差しながら)

パースはここには無いですね。

無いんだ~。「パース」もよく分かってないんですよ僕も。よく八月ちゃんは「う~ん、パースが・・・」って言ってるんですよ。

いやいやいやいや言わないよ!!(笑) そんな!!! 言ったの絶対1回くらいですから!

3回くらい言ってると思うよ(笑)

いやいや、私使ってる意識無いもん。

じゃあ、自然に言ってるんだよね。

すごい嫌な奴みたいじゃないですか~。やだ~。

話を戻すと、そこを普通の人は多分見てないんだけど、そういうところについて、狭いところにいたのかなという話を今はしようと思ったんだけどね。

そうですねえ。そっか。でも、美術に詳しい人が集まってくるとか言う話あったじゃないですか。私はその中でもほんとに端くれみたいな感じだったので、むしろそういう「美術オタク」的な感じが正直嫌だったんですよ。別に特定の誰に向けてというわけではないんですけど。美大に入りたくて美大に入ったんですけど、なんかいわゆる美大っぽい感じがちょっと苦手だったんですよ。だからわざと避けてたんですけど、でもその避けてるのももしかすると「美大っぽい」のかもしれない(笑) こじらせてたのかもしれないと思って。

どこに武器を持つかという感じだと思うけどね。

そうですねえ。最近ダリ展に行って、ダリのことすごい好きになったんですけど、それまでは誰かが「ダリがいい」って言ってても、聞いて聞かぬフリ。「え、別に絵見たことあるし。ふ~ん」みたいな感じだったんですけど、最近ちょっと意識が変わって、逆に美術に寄っちゃおうかなと思ってるんですよ。

うん。

なんでだと、思いましたか?(笑)

!? なんで、クイズ出したんだ(笑)

いや、なんか。キャッチボールが上手くいってないかなと思って(笑)

なんでですか?

いや、なんでだと思いました?(笑) ちょっとだけでいいから、思う感じのことを言ってみてください。

うーん。ポップで分かりやすいものを作っても、ガチガチな硬派なものを作ったとしても、今は多分見てくれる絶対数がそんなに変わらないんだったら思い切りやっちゃえ、って思ってるとか?

あ~! まあ、それもありますね。それプラス、私はアイドルを作品にしようって言って始めたんですけど、そのことを武器に変えるじゃないけど、だからこそ八月ちゃんとしてはめっちゃポップでミーハーでいいんですよ。八月ちゃんがいるから逆に、他の作品を作ろうってなった時に、ガッツリ美術に寄せてもいいのかなって。例えばこないだのパフォーマンスは、あんまりポップじゃなかったじゃないですか。クールっていうか。

「美術に寄せる」っていうのは「ポップじゃない」ってことなの?

あ~、それもまた違うかな~。

そこあんまり定まってないんだね(笑)

そうだ、言葉の選択がおかしいかもしれない。「ポップ」とかは使わない方がいいな。八月ちゃんがいるからこそ、他の部分が自由になるじゃないけど、八月ちゃんをやってない私が私のままで絵を描いたりとか。でも、これどうなんだろ、、、?

もう、それ分けなくていいんじゃないっていう気がしてきたけどねえ。

え、してます?

もう全部一つでいいんじゃない? アイドルもするし、美術もやりますっていう。「これが八月ちゃんのやることですから」って特に分ける必要が無い気がしてきたけどね。

そっかあ。でも、こないだのでスッキリしたのは、多分そこでくっ付けられたからだと思うんですけど。え、分け、、、ない、、、?

分けなくていいんじゃない(笑)

ええええ~!(笑)

分けるためにわざわざ不必要な準備してる気がして。その切り替えでかなりイライラしてたし。被害を被ったし(笑)

けっこう危険な感じでしたからね。やっぱり自分の気持ちを二つに分けるから、けっこう危険なんですよ(笑) 私的に危険と思っていて、でも、こないだのパフォーマンスをやったからこそ、ちょっと自分を引きで見られているので今は。そこの点はいいかなと思うんですけど。

おやホロに曲を書いたりとか、他の人の曲を書いたりする時でも、別に俺は12月ちゃんになるわけじゃないし。

そっかー。

写真とかも撮ったりするけど、全部俺は「オガワコウイチ」でやってるし。あんまり、そこは分けなくてもいいんじゃないのっていう気はするけどね。もちろん名義は変えてもいいとは思うんだけど、精神的なスイッチを入れかえる必要はないんじゃないの、っていう気はするんだけどね。

そうかあ。作る作品にもよるんじゃないですかね? どうですかね?

え、スイッチの話?(笑) 人格スイッチの話?

うん。スイッチの話。

それはねえ、俺はいらないと思う。

う~ん。

片岡鶴太郎とかもほら、全部片岡鶴太郎でやってるし。

たしかに!

でしょ。カールスモーキー石井も、全部カールスモーキー石井だし。

え、なんで全部そういう鶴太郎さんみたいな人でたとえるんですか(笑)

マルチな人ね。あと、おでんくんの人。

あ! リリー・フランキー!! そうですね。みうらじゅんさんもみうらじゅんだ!!

ほら! 分けない方がいいじゃん。「hachi」封印!

「hachi」封印!? 早くないですか?(笑) でも、あの時は必要でしたね。あの作品は。私あんなに自分の内面的な部分を表現したのは初めてだったんですよ。8時間も。それが、自分の出した作品の中では一番多く内面を見てもらっているものだから、ファーストインパクト的にオガワさんも最初「え? その方向で大丈夫?」って懸念してたらしいんですけど。私的には、あれはあの形で合っている。それに、ああいう形がずっと続くわけじゃないです。

都合がいい時に「hachi」を引っ張り出してくればいいんじゃないの? 節目節目で、アイドルやっている自分と、美術やっている自分を分かりやすく説明するためのアイコンとして「hachi」を出してもいいんじゃない? そういうことを説明するときだけ「hachi」で作るとか。常に「hachi」をまとっていたら、3つ目の人格だから、普段会っている人も「今日はなんて呼べばいいんだろう」って。

いや、そんな大変な感じじゃないですよ(笑) そうですねー、都合のいい時の「hachi」。

うん。「hachi」をそんな表に出さなくてもいいんじゃないかなという気が、いましてきた。

この話の流れで?

いや、署名の問題。作品を作ったのが「hachi」だと見向きもしない人もいるかもしれないけど、「八月ちゃん」だと見てくれる人がいるんじゃない?っていう。名前を2つ伸ばしてくっていうのは、ビジネス的にはけっこう勿体ないと思って。名前を一個グーンとあげて、そっちのお客さんを呼び込んだ方がいいと思うから。

そっか。なんか、分かんないけど。いや、分かるんだけど、それがいいかどうかは~、、、

ちょっと考える?

ちょっと考える。それはまだ分からない。

 

「fake a show」の準備はどうですか?

「fake a show」の準備は、進んでますね。ちょっとずつちょっとずつ。そう、11月16日の恵比寿リキッドルームの舞台装飾を、チームを作ってやってるんですけど、それを始めたのも私がどうやって関わろうかなと思ってた時だったんで。

何に?

おやホロの美術的なところ。やっぱり私は(美術を)取り入れたいんです。自分の関わっているものに。やっぱり、音楽よりも美術は観てくれる人が少ないじゃないですか。

そうなの?

いや、分からないけど。音楽のほうがみんな聴いてくれる。

いま来てくれているお客さんの話でしょ? それは。

それもあります。美術もありますよというところに振り向いてほしい。それは、でも、押し付けになるんですかね?

良いものができれば全然押し付けじゃないんじゃないの? 今回は、そういうのがやりたいっていう話があったんで、予算を切ってコンセプトを伝えて「こういう感じなんで予算を動かしてください」って感じで一回八月ちゃんに投げてる状態なんですよ、いま。で、途中進捗をちょくちょく聞いてるという状態ですね。僕はノータッチですね、ほとんど。

オガワさんのコンセプトを言われて、みんなで考えてやってます。楽しいですよ。

楽しいですか? 冷や冷やしてますよ(笑)

がんばります(笑) もう1か月切ってますもんね。

これから情報をちょっといろいろ出し始めるので。チケット全然売れてないんで。動くことを願って、観てくれる人がいないとどうしようもないから。

そう、観てくれる人がいないと!

今日が16日だから、20日くらいまでにはけっこう情報が出るんじゃないかと思うんですけど、ここでちょっと近いことを言うと、僕らと同じくらいの規模の、いわゆる普通のアイドルとかアーティストがやるワンマンとは違うものになるんですよ。多分ねえ、なんて言ったらいいんだろうね。内容は明かさずに、いい感じにみんなの期待を煽るような。人によっては、(今度のワンマンを観たら)怒るかもしれないよね?

いや! それはダメです! 私は舞台美術を担当するので、そこの面で、会場に入った瞬間に、そんなに勘ぐらないでも普通にみんながスッと楽しめるものでいいんじゃないかと思うんですけど。でも、ちゃんと「fake a show」は「fake a show」だし、そのタイトルに沿って舞台美術としては関わろうと思っております!

はい。そもそもワンマンって、今まで2回やってるんですけど、けっこうどこもルーティーンなんですよ。やることって。グッズ作って、ある程度大きい会場押さえて、告知して、お客さんが来てくれて、いつもよりも多めに曲をやって、それを観てお客さんが感動する。みたいな流れがあるじゃないですか、ワンマンって。なんか、飽きたんですよそれに。でも、ルーティーンが悪いことではないんです。いつもより多めに曲が聴けて、いつもよりいい音で、いつもよりいっぱいの人と、っていうのはすごくいいんですけど。そうやってどんどん会場を大きくしていくということが、僕はあんまり魅力的に思えなくて。例えば、ワンマンやりましたっていうニュースを見てても、「何人入りました」とか「熱狂した」っていう情報は出てくるんですけど、「どんなワンマンだったのか」「こんなワンマンがあっていいのか」みたいな見出しってあんまりないじゃないですか。どんだけ満員になったかとか、熱が伝わってくることはあるんですけど、内容が伝わってくるワンマンってあんまりなかった気がして。それをやってみたかったんですよ。

うん。

まあ、コケたら次また普通のワンマンにしますけど(笑) 実際、普通のワンマンの何十倍も大変なんですよね。例えば、今までバンドでやっているので、バンドだったらリハを重ねて、ある程度演出を決めて、っていうことだけで済む。「だけ」って言うのも変なんですけど、特にウチはいつもバンドやってるからね。定期的にバンドやってたから、バンドでやる下地っていうのができてるから、普通のグループがバンドやるよりは楽で、ミュージシャンもすぐに用意できるし。そっちじゃないところでやるとなるとなかなか大変だよね。

そうですねえ。リキッドっていうところがけっこうポイントかなって私は思ってるんですけど、いろんなストーリーも重なってるし、リキッドには。だから、発信側からすると、すんなりと来てもらいたくても、来てもらえないところがあるんじゃないかな。モッシュピットの映画も公開されてたし、リキッドに対して、それまでのことを何も意識せずに来るお客さんは今回のワンマンであまりいなそうですよね?

そんなことない。

え?

(そこ(これまでの活動についての予備知識や先入観が無い新規の客層)を呼ばないと埋まんないよ!)

そうそう、そうだけど。。。だから、それは何にもなく、すんなりっていうのは無理じゃないですか。動員とかを意識せざるを得ないじゃないですか。

それはもちろん。

でしょっ?(ドヤァ)

そうだけど(笑) そこじゃないところにもこだわりたいよっていう話です。

あ、そうそうそう(笑) そうですね。動員だけじゃないんですけど、でも動員は越えないといけないから、そこらへんは頑張ります。それは余裕で越えた上での、「わあ、こんなことするんだ」っていう感動ですよね。リキッドルームって1000人はいるじゃないですか。私たちは1000人の壁を越えたことがないから、やっぱりまずはそこに一山あるじゃないですか。だからそこをいい感じで「しゅ~♪」っていかないと、その先が入ってこない気がしてて、だから越えたいですね。

・・・・・

え、そういう話ではなくて?

そういう話かもしれないですね。

あ、リキッドの話になっちゃった(笑) まあ、そういう感じで美術やりたい人としては関わっていきたいんですよね。

 

めっちゃ長いんで、後篇に続きます!!(笑)