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新しい学校のリーダーズSUZUKAさんは喋りも一級品 2019年9月24日(火)ピノムック放送部REC5@阿佐ヶ谷ロフト

 新年あけましておめでとうございます。

 本当は読書の記録とか映画の視聴記録とか、書きたいことはたくさんあるのですが、少し前のトークイベントの記録を残しておきます。2019年のうちにまとめ切るできなかったのだけど、とにかくめちゃくちゃ面白くて、世界中に知ってほしいなと思ったトークイベントの記録です。

 tipToe.の日野あみさんと椋本真叶さんが定期的に行ってきたイベント、ピノムック放送部に、新しい学校のリーダーズのSUZUKAさんがゲストとして登壇された時の記録。ちなみにこの日は、NaNoMoRaLの二人が前半のゲストとして登壇されていて、SUZUKAさんは後半戦のゲストでした。司会進行は大坪ケムタさん。

 日野あみさんがリーダーズの大ファンだということで実現したこの日のトーク新しい学校のリーダーズのメンバーが単独でトークイベントに出演することはほぼなかったと思うので、非常に貴重なイベントとなりました。そして、SUZUKAさんというめちゃくちゃ喋れるタレントの秘められた実力が、静かにそのベールを脱いだ日でもあったと思います。

 大好きな人とのトークではしゃぎまくる日野あみさんがめちゃくちゃかわいらしかったのと、相方への優しい気遣いとして聞き役に徹した椋本さんの心意気にも感動しました。そして、自分たちのコンセプトや想いを上手に言語化できるだけでなく、フロアを巻き込んで愉快なムードを作り上げる余裕さえ見せつけた、SUZUKAさんの貫禄のしゃべりっぷりがお見事でした。SUZUKAさんにもっとしゃべる仕事が舞い込んでほしい! あるいは、トークイベントの定期開催してくれないかな、、、。

 あの楽しかったトークが、何かしらの媒体に起こされたりすることもなく、誰にもシェアされないままで終わってしまうのはあまりにも勿体ないと思い、年をまたぎましたがここにあの夜のトークの記録を残します。何かの都合上アウトだったら消します。当然ながら、割愛した方が良さそうな内容はちゃんと割愛してます。ちなみにこのブログはアフィリエイトなどとは完全に無縁な趣味のブログです。本当にただただ楽しませてもらって元気をいただけたことが嬉しくて、記録を書いてみました。どなたか偉い人がこれを見て、SUZUKAさんを何かに起用していただけたらこれ以上の嬉しいことはありません。日野あみさんのちょっとクレイジーな魅力も広まってほしい。

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日野 私の大好きなグループ、新しい学校のリーダーズさんから、SUZUKAさんが来てくださいました~。
(拍手)
日野 へへへ。ずっと呼びたかったんです。呼びたかったんですけど、手の届かないような。tipが台頭してきたのが最近なんで。こういった場所には呼べないグループさんだと思っていて。今回なぜか来てくださって(笑) 本当に好きなんですよ! 本当に私が好きなだけで。運営同士とか、メンバー同士が仲良いとかそういうのでもなくて、うちがただただ好きで。再生回数に貢献させていただいてます(笑)
SUZUKA ありがとうございます(笑) ほんまにありがとうございます。
日野 あ、あとCDの売り上げにも貢献させていただいてます(笑)
SUZUKA ありがとうございます。ほんまにありがとうございます(笑)
日野 本当に好きなので、tipToe.としてリーダーズさんの隣にいられるのがすごいなって思います。今は落ち着いた方なんですけど、本当にガチ恋だったんですよ!笑
(拍手)
SUZUKA 嬉しい。
日野 いやぁああ、そんなあ~。
SUZUKA 楽屋でもずっと変な動きしてるから(笑)
椋本 本当に今日は変なんです、日野あみ。
日野 変です。
SUZUKA 私も、なんか好きな人とか、憧れの人の前におったら同じようになると思うから気持ちは分かりますけど、まさか自分にしてもらえるというのは嬉しいですね。なんかちょっと、Sになっちゃう(笑)
日野 なんでも好き!
SUZUKA それを見てるファンの人たちも、「かわいいなあ」思うてると思います。ありがとうございます。

大坪 飲み物はどうしますか?

SUZUKA ウーロン茶で。
椋本 じゃあ、乾杯しましょうか。
SUZUKA どうも皆様ぁ! 今日はこっちとそっちで席は分かれてるけど、みんなでの宴会やと思て、よろしおすな?
(((いぇーい!!)))
SUZUKA じゃあ、かんぱい!!!
(((かんぱ~い!!)))
SUZUKA コンプライアンスとかいらない。いるかもしれないけど。だってね、芸術とかって、言うたら、死とか性とか結局そういうところに辿り着くじゃないですか。それって最高やのにコンプライアンスとか言うのはあんまり好きじゃないです。
日野 かっこいい~。
SUZUKA でもねえ、あのぉ、それをテレビとかでは放送できないってのは正しいです。それを見て気持ち悪いと思う人もおるから。
日野 ほんとに政治とかについて語り出した(笑)
大坪 普段はライブのMCとかはされると思いますけど、トークイベントは初めてですか?
SUZUKA そうですね。ラジオとかでしゃべることもありますけど、告知とかそういうのなので。こんな緩いのはね、なんか良いなあ。最高ですね。自分もこういうことやりたいなと思いました。
(拍手)
日野 「SUZUKAの部屋」ってやってるじゃないですか。それもリーダーズさんのお話が聞けますよね。
SUZUKA そうですね。ただただ自分たちを褒めてもらうという番組なんですけど(笑) リーダーズを好きと言ってくださっている方を招いて。
日野 私多分、誰よりも語れますよ(笑)
SUZUKA 出て~。
日野 自信ありますよぉ。
SUZUKA 対談するとか、お互いの魅力を語るとかじゃなくて、ほんまに「リーダーズが好きなんですよ」ってただ言ってもらって照れるっていうやつ(笑) 私たちは伝わりづらいんで、それを分かりやすく伝えてもらえるというのは最高の企画なんで、出てください。
日野 やりたいです。
(拍手)
大坪 ちなみに、最初に新しい学校のリーダーズを観たのはいつくらいなんですか?
日野 一年か二年前くらいですね。その頃メジャーデビューされたんですよね? 「毒花」で。
SUZUKA そうですね。


新しい学校のリーダーズ - 「毒花」MUSIC VIDEO(Youtube ver.)


日野 それで、その「毒花」を聴いて、近い日に渋谷のヴィレッジヴァンガードでリリイベがあるのを知って、「行こう」と思って行って、ドカァーンってなりました(笑) メンバーの皆さんはいつも通りにパフォーマンスされていたと思うんですけど、初めて観たら熱量に圧倒されて。ヴィレヴァンは普通にお店なので、ライブハウスではないんですけど、「ここはアリーナか!?」って感じでした(笑) それから、「最終人類」という曲があるんですけど、最後のめっちゃ頭を振り乱す踊りでSUZUKAさんの眼鏡が外れたんですよ。
SUZUKA よく覚えてるぅ(笑)


新しい学校のリーダーズ「最終人類」MUSIC VIDEO(YouTube ver.)


日野 それで「このグループやべぇ好き。最高!」ってなって、CDも買ったのでサイン会にも参加しました。それから数ヶ月経って対バンをすることになったときに、うざうざしく、、、「うざうざしく」って言いますか? 「かむかましく」って言うんですか?笑
SUZUKA 「あつかましく」笑
日野 「あつかましく」か(笑)
椋本 何を言ってるの、ほんと(笑)
SUZUKA あたしも日本語無理やけど、それは分かる(笑)
日野 あつかましくもCDを持って行って、またサインを書いていただきました。同じCDに二つサインを書いていただきました。それを持ってるのは世界でうちだけなんですけど(笑)
椋本 すごいマウント取るじゃん、今日(笑)
日野 ほんとに好きなんですよ~。だから、最初が二年くらい前。
SUZUKA そうですね。スタッフさんから、写真を撮りたいと行ってくださってる方が来てると聞いて、YouTubeで観て好きになったみたいな方かと思ったら、深いところに居てはって(笑) 
日野 最初からおかしかったんですよね、わたし(笑)
椋本 リーダーズさんのスタッフさんでもなく、tipのスタッフさんでもなく、ライブを企画してくださった方が「あみちゃん、行く?」って言ってくださって楽屋から連れ出されてたよね。
日野 しかも、うちその時ケータイだけ持って向かおうとしてたんです。せっかくCD持ってきてたのに。そしたら「あみちゃん、CDも!」って言ってくださって挨拶に行ったんです。で、うちはもう話すことができただけで満足で、楽屋を後にしようとしたらそのスタッフさんが「あみちゃん、写真写真!」って言ってもくれて、全部面倒見てくれました(笑)
椋本 楽屋に戻ってきたときニッコニコで、「写真撮ってもらった~♪」ってすごく幸せそうだったよね(笑)
SUZUKA そういえば、大阪弁
日野 私、大阪じゃないんですよ。
SUZUKA どこですか?
日野 ちょっと青森入ってるくらいで。
SUZUKA 「ちょっと青森」ってどういうこと?笑
日野 親が青森で、たまに帰るんです。
SUZUKA あー、なるほど。じゃあ、お母さんは日頃青森弁?
日野 出てますね、けっこう。
SUZUKA 青森弁ってどんななの?
日野 なになにだべぇ。しゃっけ。とか。何をしゃべってるか分からないですね。
SUZUKA たしかに、笑ってコラえてとかで観てても、分からないよね。
日野 そうです。
椋本 お母さんの言ってること分かってないの?笑
日野 お母さんの言ってることは分かるけど、それよりももっと訛りが強いと分からない。
SUZUKA 青森弁ですか?(ケムタさんに向かって)
大坪 ぼく九州なんで、全然違います。
SUZUKA きゅーしゅー!!
日野 福岡ですか?
大坪 あ、佐賀です。
日野 あ~、惜しい~(笑)
SUZUKA 佐賀県、、、佐賀県か(笑)
大坪 さて、日野さんにあらためて聞きますが、SUZUKAさんのどこがお好きですか? 良さというか、素晴らしさみたいなもの。
日野 YouTubeで初めて動画を拝見したときに、SUZUKAさんだけではないんですけど、歌い方とか踊り方とかが皆さんとにかく上手だったんで、そこから惹かれてライブに行ったときの衝撃ですよね。リーダーズさんのライブってMCも楽しいじゃないですか。
SUZUKA あー、嬉しい。
日野 楽しいんですよぉおお! 楽しいんですよ皆さん!笑 YouTubeで聴く分にももちろんカッコいいんですけど、ライブで目の前で歌って踊ってくれる姿がとにかく凄いんですよ。
SUZUKA 嬉しいな~♪
日野 SUZUKAさんはメインボーカルなんです。他のメンバーさんは踊ることに徹することが多いんですけど、SUZUKAさんは歌いながら踊っていて、しかもその時の表現力が凄いんですよ。
SUZUKA 嬉しいなあ。自分がこだわってるところが全部伝わってる気がして。嬉しいですね。
日野 SUZUKAさんは他の一線級のアーティストさんに全然負けていないし、それ以上だなあと思います。
(拍手)
日野 歌もダンスもうまいだけでなくて、MCも面白いし、表情だって完璧だし。切ない曲とか、ずっと笑顔で踊る曲とかがあるんですけど、人一倍笑顔なんですよ(笑)
SUZUKA そうやろー。わたし笑顔ってこういうものやと思ってるから(※ライブ中と同じ笑みを作りながら)。
日野 それが好きなんですよ、あたし。
SUZUKA 相当異常者や(笑)
日野 そうじゃないの、みんな? 好きでしょう?
SUZUKA なんか、ファンの人とか、こういうところに来てくださるお客様とかって、しっかり具体的に「ここの振り付けのここが好き!」っていうのがあると思ってるんです。けど、なかなかそれが伝わらないからさ。
日野 じゃあ、言っていいですか?笑
SUZUKA そういうの欲しいよ(笑) ちょっと聞きたいです。
日野 最近の曲だと、「恋ゲバ」の間奏のドゥドゥッ ドゥドゥッ ドゥードゥ♪ のところ。ドンッドンッてお腹を殴る振り付け。アレ大好き~♪
SUZUKA あー。落ちるところでね、あたしがKANONに対して殴るんですけどね。


新しい学校のリーダーズ 「恋ゲバ」MUSIC VIDEO(Short Ver.)


日野 あと最近のアルバムの曲で一番好きな曲なんですけど、「約束にて、わたし楽園」?
SUZUKA あ、じっ、えっ……?
日野 あ! 「地獄にて、わたし楽園」!
SUZUKA 「楽園にて、わたし地獄」や。
日野 あ、いろいろ逆だった(笑) ああぁぁぁ。
SUZUKA いいんやで~。
日野 その曲が、さっきも言ったけ、どとにかく笑顔なんですよ。それが好き。あと、「透明ボーイ」。「透明ボーイ」という曲と「透明ガール」という曲があるんですけど-。
SUZUKA それは分かってるのねぇ(笑)
日野 はい(笑) 「透明ガール」が基本SUZUKAさんで、アレンジver.をMIZYUさんが歌ってる?
SUZUKA それもよう分かってるぅ(笑)
日野 そう(笑) そうなんですけど、「透明ボーイ」はSUZUKAさんとRINさんが歌ってて、てっきりMIZYUさんが歌うのかなと思っていたんですけど、そのRINさんの歌がめちゃめちゃ良いんです。歌い方も歌声もめっちゃ曲に合ってるし。振り付けもすごく良くて、いいね!ボタン連打みたいな(笑)
SUZUKA 「透明ボーイ」も昨日ちょうどリハして、改良したんですよ。
日野 あー、観たーい!!笑
SUZUKA ライブ中でのしっくり感が無くなってきて、それでちょっと変えないとなぁってなって。15分くらいでみんな「これや! これや! これや!」って、全部が繋がって、もっと好きになった曲で。
日野 あ、あとぉ、まだまだ続くんですけど(笑)
大坪 聞きたいこととかあれば、任せます(笑)
日野 聞きたいです。
SUZUKA 振り付けの意味知りたいとかでも全然いいよ。
大坪 おー。
椋本 あー、それいいですねえ。
日野 「恋の遮断機」の振り付けが全体的に好きで、あの曲の振り付けは一番分かりやすいと思うんですよ。
SUZUKA そやなあ。遮断機ぃ! って感じでな。


新しい学校のリーダーズ「恋の遮断機 feat.H ZETTRIO」MUSIC VIDEO(Youtube ver.)


日野 で、間奏でSUZUKAさんがめっちゃ「ゴルァァァ!」みたいな感じになるところがあって。
SUZUKA なりますねぇ。
日野 それはやっぱ、「友達にとられたぁ!」みたいな?
SUZUKA そうですねぇ、この曲のテーマが言うたら「好きな子おるから友達に相談したら、その友達が自分の好きな子と付き合っちゃう」っていうのを、必要以上に壮大に表現している曲やから。ダンスも、ただ取られたから諦めるとかじゃなくて、それを知ったときに気ぃ狂うくらいの悲しみみたいなものを表したいなって話になったんです。ここのピアノの音めっちゃ気持ちよいし、もうウワァァ!ってなって頭おかしなって、本気で突き飛ばして、手を取って「あんなにあたしが言ったのに!!」って。そこはホンマにライブ中でも、めっちゃ気持ち良~く入り込めるんですよね。それでやり過ぎてMIZYUがたまにこけたり(笑)
日野 私それ観ながら「これこれぇ♪」ってなってます(笑)
SUZUKA ライブ中は、押してMIZYUがこけて倒れてるのを見て「何で倒れてんねん!」って気持ちになって、入り込んでおかしくなってるから「はよ立ち上がれや!」みたいな(笑) ライブが終わって、「大丈夫?」って言ったら、MIZYUが「うん、なんか気分アガった♪」って(笑) お前はMか!って(笑) ライブ終わって、「あそこでぶつかってごめんやで」みたいなことを言うとMIZYUが「けっこう、そういうの嬉しい♪」「本気の気持ちになれるよね」みたいな(笑) そんなMIZYUの一面もあったりします。
日野 なるほど。うふふ♪
SUZUKA なんの「うふふ」?笑 皆さんは何かありますか? 振り付けでもいいですし、何でも知りたいことがあれば手を上げておっしゃってください。あ、どうぞ。
(「恋の遮断機」で、「あんなにあたしが言ったのに」というところでMIZYUさんとSUZUKAさんがすれ違ってしまうところについて聞きたいです)
SUZUKA あ~、すれ違うところ! 最初はそのくだりは無かったんですけど、一年くらいあの曲をやり続けた後にMIZYUから提案があって改良しました。「ちょっとゴメン」って実は思ってるんだけど、それを思ってることは本人も知らないみたいなすれ違いを表現しようとしたら、動きも気持ち良くてハマりました。ありがとうございます♪
(拍手)
SUZUKA ほかにありますか?
(「最終人類」の落ちサビのところで最近は音を抜いているのはどうしてですか?)
SUZUKA あー、めっちゃ落ちサビ感を出しているのはどういうことですか、ということですよね。「最終人類」ってけっこう音に埋もれてまうんですよ、声が。やから、私も頑張って声出してますけど。ほんまは「感じたいのシンフォニーを」っていう熱い歌詞もあって、その気持ちをもっと生で出したいなって思って。声で、圧力で、お客さんをグワァ!って。そんな気持ちで抜いてみたら、めっちゃハマって、それを最近続けているという感じです。
(拍手)
大坪 日野さんは?
日野 いいんですか? 「キミワイナ」でKANONちゃんのポニーテールをほどいたり、MIZYUちゃんの髪の毛を使うシーンとか、わりと特殊な演出? ただの踊りじゃない演出とかが多いじゃないですか。ああいうのってどうやって決まるのかなって。


新しい学校のリーダーズ「キミワイナ’17」MUSIC VIDEO(YouTube ver.)


SUZUKA 「キミワイナ17」は「マラソン大会で一緒に走ろうって約束したのに、裏切られる」っていう曲なんですね(笑) その「あるある」をやっているんですけども。これを聴いてイメージしたときに「走る」とか「髪の毛が振り乱される」とか、マラソン大会の疾走感や青春感を曲中に絶対いっぱい入れようって話し合ったんです。KANONはバレエとかジャズができるんで、この間奏でKANONが回ったら良いんちゃうかと。そこはカッコいいからという理由でやって。MIZYUの髪の毛のところは、最初は四人が自分の髪の毛を自分で持ってやろうとしてたんですよ。だけど見た目的にあまりしっくりこなかったから、わたしがMIZYUの髪を持ってMIZYUが髪のなびきを表現するために走る形にして、そこを見せるために他の二人は止まるみたいな演出にしました。全部の振り付けに「青春」「走る」「疾走感」といったものが入ってます。
日野 良いこと聞けた♪笑
SUZUKA かっこつけてるみたいでめっちゃ恥ずかしい(笑)
大坪 椋本さんも振り付けやってるから人のこういう話ってなかなか聞けなくて貴重ですよね。
SUZUKA え、振り付けって何のですか? tipToe.さんの?
椋本 はい。全部じゃないんですけど、いま2~3曲くらい。
SUZUKA いつから振り付けはされてるんですか?
椋本 初めてやったのが、去年の夏くらいです。さっき話を聞いて、リーダーズさんは音の部分にまでメンバーさんが関わっていて凄いなあと思いました。音楽についてはウチは運営にお任せなんで。こっちが手を出せる感じじゃない(笑)
SUZUKA あ、そうなんですか(笑)
日野 リーダーズのMVにはメンバーさんは関わっていないんですか?
SUZUKA イメージは大体伝えていますね。「こんな感じで」みたいな。それで、監督の方から返ってきて、「良いなあ」ってなって始まります。でも、完成して映像ができても、「ここのダンスを見せられてないな」ってなったら、「ここは違うカットで」「ここで四人のところ使ってください」とか。あとは色味とかもイメージしてる雰囲気と違うと思ったら、言いますね。
大坪 やっぱり最初の頃はどう言えばいいのか分からなかったりしましたか?
SUZUKA はい、最初は全然分からなかったですね。来たモノは来たモノっていう気持ちになりましたけど、振り付けとかライブ回りとかやって、だんだん細かいところまで自分たちでやりたいっていうこだわりが強くなってきた頃に、YouTubeに上がるMVはほんまに大切なものやと思って。違うって思ったら違うって言わないと、このまま進んじゃうのは嫌やと思ったから、意見を言えるようにしてもらっていますね。
日野 セルフプロデュースではないけど、コンセプトとか見える部分はセルフプロデュースみたいなところがあるんですね。
SUZUKA そうですね。全部知っておきたいですね。自分たちで考えてます。
日野 考えられるのがすごいですよね。
SUZUKA めっちゃ楽しいですよ、ほんまに。こんなんやったら驚くんちゃう?みたいな。そういうのを考えて「これ絶対グッとくるやつや~」っていうのを作っていくのが面白いですね(笑) で、ニヤニヤしてリハ始める(笑) 「いや、これめっちゃおもろいやん」みたいな。
日野 予想以上にメンバーさんが関わっててびっくりしました。
SUZUKA ほんまですかー?
日野 良いこと聞けた♪笑
SUZUKA ちょいちょい挟んできますね(笑)
日野 可愛いアピールしました(笑)
大坪 日野さんは他にも質問あるんじゃないですか?
日野 本当に気持ち悪い質問なんですけど、結成当初に比べて化粧薄くなりましたよね?
SUZUKA あ、ワシ? よう分かってるやん!!笑
(大拍手)
SUZUKA ほんまに、こんなん言われたの初めてや(笑)
大坪 そこ聞く? みたいなね。
日野 いやー、あの、ネトストなんで(笑) 昔のインスタとかTwitterとかよく見てるんですけど、明らかに化粧薄くなったなあって思うんですよ。
SUZUKA いや、もうほんまにめっちゃ恥ずかしいですけど、マツエクとかしてました。
日野 えええええ!
SUZUKA ほんまに眉毛めっちゃ描いてたし、アイラインもめっちゃ引いてたし、なんか「可愛くなりたいぃぃぃ!」って気持ちが強かった時期ですね。それとリーダーズが重なって、化粧が濃いのに丸眼鏡かけて髪はおかっぱって制服着てるとか色々間違ってるけど(笑) お前何を目指しとんねんみたいな(笑)
日野 いやあ、でも化粧してる姿も可愛かったですよ。
SUZUKA いつからか、リーダーズとして生きていくにあたって、もっとなんか「素」でいたいなあって気持ちからだんだんメイクもしなくなってきましたね。可愛くなりたい時期、あるじゃないですか。それを通り越してるんですよ(笑) いや、でも可愛くなりたいよ? 好きな人ができたらね。
日野 ひゅぅー、可愛いねえ。可愛いねえ!笑 SUZUKAちゃんだったんですよ本当に。危なかったんですよガチ恋になって。
SUZUKA いいんやで。好きになっても。
日野 いやぁ、そう言われるとほんとにヤバいんです(笑) うちがどうにかなる前に逃げてくださいね(笑)
大坪 本当にストーカーになっちゃうかもね。ネトストじゃ終わらないかも(笑)
日野 帰りは絶対にタクシーで帰ってください(笑)
SUZUKA 領収書切っとくわ。日野あみさんの経費で。
日野 全然出します!笑
椋本 本当に出しそうだよ(笑)
SUZUKA すごいねえ。ぞっこんするとなったらぞっこんするタイプやね。
日野 今のところストーカーしかけたのはリーダーズさんくらいですね。
SUZUKA あ、ほんま? それはええことや(笑)
椋本 ストーカーって怖いですよねえ。
日野 なに、しみじみと(笑)
SUZUKA ストーカーとかされたことあります?(大坪ケムタさんに向かって) 無いかぁ(笑)
大坪 無いでしょ(笑) 男はあんまり無いと思いますよ。
SUZUKA そうですよね(笑) 今日ここに来てる男の人たちも、、、絶対無い!!笑
(拍手)
SUZUKA 見る限り、絶対無い。小刻みに「うんうん」言うてる。自分がどれくらいのレベルか分かってるいうことやな(笑) でも皆さん、私たちより年上やし、人生の先輩やからね。若いワシらを観に来てるって、面白いなぁ。嬉しいなぁ。それが、あなたたちの「楽しいこと」であるというね(笑) その「楽しいこと」になれてるのが嬉しいです。
大坪 自分たちのしゃべりを観に来てるんだもんね。普段のパフォーマンスだと違うわけじゃないですか。一番自信を持って見せている部分で。しゃべりだけっていうのは自分の中での構えとかも違うわけですか?
SUZUKA そうですねえ。もっとしゃべる仕事したいですねえ。
椋本 ずっと楽屋でウズウズされてましたもん(笑)
SUZUKA 早くしゃべりたいってなってた(笑)
日野 で、たまに歌い出すんですよ。たまに歌い出して急に止まるんですよ(笑)
(歌ってー!)
SUZUKA 歌う? 何歌おうかな。藤圭子さん歌います。
(※「圭子の夢は夜ひらく」を熱唱し、会場から拍手)
SUZUKA 圭子さんはかっけえ。
大坪 知ってますか?
日野 知らないです。今の曲はSUZUKAちゃんの曲(笑)
SUZUKA 私たちの曲で「毒花」っていうのがあるんですけど、それがちょっと藤圭子さんを意識している曲です。歌詞の「悪い花」とか。知ってました皆さん?
(((うん)))
日野 ちょっと、今皆さん絶対適当に「うん」って言ったでしょ(笑) いま全員敵なんで(笑)
SUZUKA なかなかこんな熱いのは、初めてですねえ。
日野 ほんとに、ライトな「好き」じゃないんで。Twitterとかで好き好き言ってますけど、ライトな「好き」じゃないんで申し訳なくなってくるんですよ。「こんなに好きって言っていいのかな? ごめんなさいぃぃ」みたいな。
SUZUKA いやあ、嬉しい限りですよ。
日野 職権濫用なんですよ完全に。
SUZUKA しょっけんらんよう?
日野 あ、「しょっけん」て食べ物の券じゃないですよ(笑)
SUZUKA え? どういうこと?
大坪 職業の「職」に、権利の「権」。
日野 自分がtipToe.というアイドルの一人として、リーダーズさんと対バンしようとするような意地汚い奴なんですわ(笑)
SUZUKA いや、好きを伝えるのはほんまに良いこと。めっちゃ分かる。私も「好き」とか伝えざるを得ない。なかなか気付いてもらえないときもありますけど。「伝える」ってまあまあしんどくないですか? 良い意味で。体力使いません?
日野 使う使う。
SUZUKA そう。体力を使ってくれてると思ったらめっちゃ嬉しいですよねえ。体力を使うその気持ちというか労力というか。
大坪 たぶん、これ終わったあとヘトヘトですよ。
日野 これから物販できるかなぁ(笑)
椋本 今日は帰る?笑
日野 早く寝ます(笑)
大坪 そんなお二方ですけれども、今度、対バンがありますね。
日野 とても楽しみー。対バンが決まってから、めちゃめちゃ楽しみにしてて。いま隣に居るのがちょっとおかしいんですけど(笑) 今日はSUZUKAちゃんだけなんですけど、ライブでは皆さんと一緒だし、リーダーズさんのライブを観られるので楽しみです。
SUZUKA 皆さん来てくださいね。
(拍手)
SUZUKA この日にしか観られない、リーダーズと日野あみさんだったりとかもね。
日野 おやおやおや。
(おおおおお~!)
SUZUKA あるかもしれない(笑)
日野 ウエディングドレス着ていいですか?笑
SUZUKA おかしいでしょ(笑)
日野 あ、最後にいいですか?
SUZUKA はい。
日野 急に普通の質問なんですけど。
SUZUKA はい。
日野 「エンドレス青春」をやり始めたのって、どうしてなんですか?
SUZUKA あー、なんでやんなあ。
日野 あれもメンバーからの提案なんですか?
SUZUKA メンバー発ですねえ。自分たちって何を伝えたいんだっけ?ってことを話したんですよ。「青春はいつだって味わえるんだよ。オッサンになっても今を全力で生きれば、楽しめばいいんだよ」っていうことを伝えたい。やけど、「学生のエネルギーとか可能性の無限大さ」というのも、ライブで歌や踊りを通じて伝えたい。じゃあ、どっちを伝えたいのかってなったときに、どっちもやなって結論になって。どっちも言葉で表現するときに、くどくど説明するのも面倒くさいから、それらをひっくるめた言葉を作れそうじゃないかという話をして、「エンドレス青春」という言葉が生まれたんです。そういう由来があって、ライブで毎回おじさんたちの前でやることもあるし。おっさんの前でも。オッサンの前でも!(笑)
日野 どんどんデカくなってる。
SUZUKA もちろん、若い子の前でもやるし。女性の方が多いときでもやりますし。だいたい、オッサンってねえ、あ、オッサンって呼び方は嬉しい?
(拍手)
SUZUKA あ、嬉しいですよねぇ(笑) オッサン!!!
(((イェーイ!!!!!!!)))
SUZUKA めっちゃ喜んでるやん(笑)
日野 いま、オッサンじゃない人も「うぇーい」ってやってましたよ。
SUZUKA ちょっとした文化祭とかに出させてもらうときは、言うて私は17歳の高校三年生やけど、全然大学生の前とかでもやるんですけど。その方たちには「学生って可能性が無限大なんですよ。時代を作っていこうぜ」みたいな生意気なことを言って、それで、オッサンの前ではエンドレス青春。いつでも味わえるんだよっていう希望を持ってもらって。そんな感じですかね。
日野 噛み締めました!笑 いっぱい良いお話聞けました。
大坪 さあ、あらためてSUZUKAさんとお話ししていかがでしたか?
日野 大興奮でした。
(拍手)
日野 10月1日もライブでご一緒できるので楽しみです。申し訳ねえ。今日、真叶ちゃん全然しゃべってないなあ(笑)
大坪 今日はそういう回でしたからね。
椋本 今日あみがしゃべんなくてどうすんの(笑)
日野 完全に聞き役に回ってたもんねえ。
椋本 面白かったです。「青春」っていう同じテーマでも全然違うなあと。
日野 表現の形は全然違うんですけど、同じ「青春」っていう言葉で活動できて嬉しいなって思います。うふふ♪
大坪 SUZUKAさんは今日はいかがでしたか。
SUZUKA いやあ、こうやってしゃべれるの嬉しいです。今日もただただ褒められて、照れるなぁみたいな(笑) 頑張って自分たちの魅力を伝えようと思って伝えられましたし。初めて観る人も多いと思うんで、ライブに来ていただいて一緒に手を上げて、声出して、心がブワァーってならせる自信があるので。来てください。今日は日野あみちゃんがただただ褒めてくれて、きゃわいかった♪笑 キャワー!って感じです。ありがとうございます。
(拍手)

******* 

  以上、SUZUKAさんが登壇されたパートの記録でした。文字にすると、すごく絶妙な間を伝えるのが難しくなるのが悔しいのですが、当日の愉快な雰囲気が伝わっていると幸いです。 

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