共闘するアイドルたちの姿を見た 8/9(日)@渋谷o-nest(大石理乃・タルトタタンゆりえちゃん・おやホロ・信岡ひかるetc.)
昼間に東京ドームシティにて中島健人くんのソロコンを見た後に、そのまま渋谷に移動して、別のライブを見てきました。
ちなみに、健人くんソロコンのレポは下記をご参照のこと。
天下のジャニーズ事務所に所属する中島健人くんのライブを観た後だったので、自分自身、どんな感想を抱くことになるのかドキドキしました。
結論から言うと最高でした。
健人くんのソロとはまた違った輝きがあり、自分の持ち場で自分のお客さんをしっかりと満足させようとするプロの姿が見られました。
アイドルの本質は、動いているお金の大小にかかわらず、現場にはある!
そう感じた素敵な夜になりました。
この日の出演者は以下の通り。
信岡ひかる
合法幼女症候群
大石理乃(最後にゲストでタルトタタンのゆりえちゃん)
17時30分開場のところを、一時間前に 会場に着いてしまい、どうしようかなと思っていたら、信岡ひかるちゃんの会場入りを見ることができました。
十代にしては若干ケバすぎるような気もしましたが、まあ、そこは大人の階段上っている途中なので、いずれ引き算を覚えるのでしょう。と大きなお世話を心の中でつぶやきつつ、コーヒーを飲みながら時間つぶし。
この間に、健人くんソロコンのレポの下書きや、思い出の反芻を行なっていました笑
会場に着くと、理乃タソの物販はすでに設置されていて、その他はまだ閑散としていました。
ステージのある下のフロアへ移動。前の方にしゃしゃり出ることはせず、ひっそりと見ることに。
トップバッターは信岡ひかるちゃん。
一人でも頑張るハートの強さに感動です。
会場入りのときに見た姿と同じ服装でステージに上がっていました。どうやら私服のようです。
エレクトリックリボンの方に提供してもらった楽曲や、倖田來未のカバーなどを披露。
思っていた以上に歌唱力があって非常に驚きました。
MCもまずまず。何かしらグループに所属した方が輝ける気がしますが、今後も頑張ってもらいたいと思います。
二組目は合法幼女症候群。
初めて拝見しました。メタルを歌う女性二人組ボーカルユニット。
力強い歌声とデスボイスの迫力が素晴らしい。そして、時折見せる笑顔とのギャップで引き込まれる魅力的な二人だったと思います。
固定ファンの皆さんの組織化されたオタ芸(?)に度肝を抜かれました。
集団で腕立てしたり腹筋したりするパターンを初めて見た!笑
私のオタ芸体験は、future diverを出したばかりの頃のでんぱ組inc.で止まっていたので斬新でした。
合法幼女症候群のファンの皆さんはとても紳士で、おやホロや理乃タソのステージでも一生懸命盛り上げてくださいました。
一方おやホロのファンはというと・・・
三組目はおやすみホログラム。
前々から、おやホロのファンは酷いという話を友人より聞いていましたが、まあ本当に暴れん坊ですよね。でも、前評判ほどのアナーキーさは感じませんでした。
このライブの前日にブクガとのツーマンを観ていたので、彼らがMAXで酷い時にどんな集団と化すのかは既に分かっていました。この日は比較的行儀の良いほうだったと思います。
合法幼女症候群のステージか終わるとすぐにゾロゾロと会場にやってきて、おやホロが終わったら退散してしまいましたが、これは致し方ないことですね。他のステージを観ることを強制はできませんからね。
おやホロは、メンバー二人の可愛さと歌唱力の高さと楽曲の良さはトップレベルなので、この日も最高のステージを観ることができました。
Drifterは何度聴いてもマジで神曲! 9月にアルバムを出すということで、ものすごく楽しみになりました。
半裸で騒ぐファンが衝撃でした。カルチャーショック!!
そして最後は大石理乃さん。
バンド編成で、ライブでやる定番となった楽曲たちを披露してくれました。
それぞれの曲に振り付けが加わっていて、それが死ぬほど楽しかったです。
みんなで電車ごっこしたり、銃で撃たれたフリをしたり、童心に還って一体となる楽しさに大興奮しました。
理乃タソの物販では、幼稚園バッジを売ったりなんかもしていたのですが、そういったものも含めて、秘密基地で遊んでいる子供のような気持ちになれました。バッジは買わなかったけれども笑
ふにゃふにゃしているように見えて、一貫性のある世界観を構築している理乃タソに脱帽です。
終演後の物販で酔っ払ってへらへらしている姿は、おバカなフリをしているだけで、神が一時的に妖怪に身をやつしているんだという脳内設定でいつも拝見しています。
さて、話は理乃タソのライブに戻りますが、最後にタルトタタン「ポリティカルないきものたち」をタルトタタンゆりえちゃんと一緒に歌ってくれました!!
ゆりえちゃんの可愛いこと可愛いこと。
7月26日に渋谷loop annexで観たときのような暗さが全く無くて、ほんとうにニコニコと笑顔が輝いていました。
よく現場に来ている、ゆりえちゃんのお友達とおぼしき子の姿も見えたので、きっと安心してステージに立てたのかもしれません。
終演後のチェキを協力してやっている姿も微笑ましかったです。
ゆりえちゃんのステージをあと何回観られるのかは分かりませんが、機会がある限りは足を運んでみようと思いました。
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全体的な振り返りをすると、
それぞれの出演者がそれぞれの持ち味を一所懸命に発揮して、ファンを満足させて帰す。
ライブアイドルの現場の基本線をなぞるような幸福な現場でした。
昼間に観た中島健人くんは、より大規模なステージでより多くのお客さんにサービスを届ける存在ですが、二つのライブをはしごしたことで、両者に構造的な差違は無いのかもしれないということを強く感じることができました。
しかし実際には、ライブアイドルの現場だと特にそうだも思うけれども、売れたいというアイドルの願いとか、売りたいという運営の思惑とか、とにかく自分を認知してほしいと思うファンの欲求とか、ただ仲間と騒ぎたいというファンの欲求とか、その他諸々のすごく雑多な感情が混在しているのが現実だと思います。
でも、現場に行った時にふとした一瞬一瞬心に訪れる「何か純粋(であるかのよう)なものによって心が洗われる感じ」がありました。あれは一体何なのだろう。
今後も様々な現場に足を運びながら考えを深めていきたいと思います。
ちなみに、いろいろなアイドルの現場を追いかけていくうえで、ヒントや新しい視点を与えてくれた本がありました。
ライブアイドルの現場中心のレポートが鼎談方式で収録されています。
解散してしまったBisのレポもあるし、ライムベリーやベルハーのレポもあります。
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