【part3】ロシアの音楽が超カッコいいので皆さんに聴いてほしい
時々書いているロシア音楽を紹介するシリーズを久しぶりに。
この日記を読んでくださった方の、おうち時間のお供になれば幸いです。
今回紹介するのは Антоха МС(Antoha MC)です。彼はモスクワ出身のトランペット奏者・ラッパー。ラップもするし、トランペットも吹くし、ダンスも踊る。「なんかもう、音楽が全身からあふれ出てきてしまって止められないんです」という感じのパフォーマンスが素敵です。
かっこよさだけじゃなくて、優しさとかお茶目さとかもブレンドされた佇まいが魅力です。服装もおしゃれ。曲の合間にさらりとトランペットを吹いてみせるところもクール。ダンスは我流な感じで、「笑っていいとも」のオープニングの時におちゃらけている爆笑問題太田光みたいに見えるときもあるのだけれど、そこが良い。
それでは、私が特に「美しい」「かっこいい」と思った曲やPVを紹介します。
1曲目は「Бабки」。この単語は本来はお婆さん・祖母などを意味しますが、スラングとしてお金を意味したりもします。 トラックがとてもかっこいい一曲です。
Антоха МС - Бабки / Antoha MC - Babki
次は「Выше」。タイトルは「より高く」という意味。高みを希求するような切実さを感じられるメロディがジンときます。こちらはMVの風景の美しさに注目です。トランペットを演奏する場面も出てきます。
「 Киев」はキエフ。ウクライナの首都のキエフです。おそらく旅の映像と音楽を合わせたものだと思います。彼は時々旅をすることがあって、日本にも来たことがあります。その映像もあるので最後に紹介します。
「Город Солнца」 は太陽の町と訳したらよいのでしょうか。こちらは衣装が素敵。
こちらが日本での旅を収めた映像。渋谷の街や、新宿ゴールデン街のバーなども登場します。
以上、antoha MCの紹介でした!