ゴトウユキコ
ビッグコミックスピリッツ掲載の、ゴトウユキコ氏の新作読切『家庭教師』を読んだ。ゴトウ氏のオリジナル作品は2020年の『天国までひとっとび』(webアクション)以来。氏はここのところ、原克玄氏原作の『フォビア』の作画仕事をしていたので、ファンに…
『フォビア』(原作:原克玄、作画:ゴトウユキコ)の第1巻が発売された。 フォビア第1巻発売中です。フォビアの連載は原作の原さんのネームを読めるのが1番の楽しみです。https://t.co/EtmFP1Wpbm pic.twitter.com/0Z7k8gtIx8— ゴトウユキコ (@gotouyukiko…
ビッグコミックスペリオールにて連載されているホラー漫画、『フォビア』が面白い。昨年の12月下旬から始まった新連載である。(たぶん)毎回、1話完結で何らかの恐怖症にスポットを当ててストーリーが展開されていくサイコホラーとなっている。 明日12…
ゴトウユキコの新たな代表作が誕生した。そう言って差し支えないくらいにこの作品は世間に広く受け入れられたと思う。素晴らしい短編だった。作者の読み切りを描く巧さは短編集『36度』ですでに証明済みだったが、ますます研ぎ澄まされた筆力に舌を巻いた。…
『夫のちんぽが入らない』の最終5巻が発売されました。連載の始まりから追いかけてきた作品なので、なんだかこちらまで感慨深い。原作の内容を追い越して、『夫のちんぽが入らない』の出版前夜のことや、漫画版オリジナルの展開などが繰り広げられることに…
『夫のちんぽが入らない』第4巻が発売されました。元職場である小学校の卒業式に行く回や、子をもうけようとし断念するまでのエピソード、メロン狩りの回など、重要なエピソードが続く巻となっています。夫婦の絆の深まりも感動的ですが、母娘間での赦しの…
コミック版『夫のちんぽが入らない』の第3巻が発売されました。この巻には第3章「極夜」が収録されています。主人公が出会い系の沼に沈んでいく過程や、うつ状態が深刻化して教員の仕事を辞めるまでの日々が描かれています。 全体的に暗いムードが漂う章な…
上半期に読んだ本のメモです。年明けはたくさん読めましたが、春に失速したのが悔しい。もっとたくさんインプットしたい。今まであまり読んでこなかったジャンルの本にも、勇気を出してチャレンジできたのが収穫です。 佐藤大輔『征途(愛蔵版)』中央公論新…
ゴトウユキコの初短編集『36度』について、以前一度感想を書いたことがありました。 lucas-kq.hatenablog.com その感想を書いた時には触れませんでしたが、収録されているほとんどの作品において、コマの隅の方に気になる言葉がいくつも書き込まれています…
漫画版の『夫のちんぽが入らない』(原作こだま/画ゴトウユキコ)の2巻が2月6日に発売されました。漫画版の方では、原作の小説を読んでいる時には気付けなかったことや、想像ができなかったことが、絵の力を通して心に迫ってきます。今日発売のヤンマガ…
『夫のちんぽが入らない』(原作こだま/画ゴトウユキコ)の第2巻が出ました。 昨年の9月に発売された第1巻は、主人公さち子と慎の出会いから結婚までが描かれました。性交渉ができないという問題を抱えながらも仲睦まじく交際を続け、結婚に至った2人。…
2018年下半期の読書記録です。今年は去年よりもたくさん本を読めた気がします。目前に控える正月休みは、読書漬けになろうと企んでいます。 佐藤大輔『地球連邦の興亡』全4巻(中公文庫) 傑作でした。主人公の人物造形が、『皇国の守護者』の新城直衛そ…
ゴトウユキコ『夫のちんぽが入らない』①(原作:こだま)と、同作家の初短編集である『36度』が同時刊行されました(いずれも講談社より)。どちらも、楽しみにしていた単行本でした。感想を書こうと思います。 世の中には、読めば/観ればたちどころにスカッ…
6月はまだ終わっていないので少し気が早いですが、2018年上半期に読んだ本の記録です。『特捜部Q』シリーズが面白くて、春先以降はほとんどそればかり読んでいました。本当はもう少し硬い内容の本も読みたかったのですが、途中で少し失速してしまった…
こだまさんの著書『夫のちんぽが入らない』を読みました。こだまさん自身の半生を描いた私小説です。昨年に発売されるや否や、そのインパクトのあるタイトルで話題を集めました。様々な反響があったと思いますが、タイトルだけで拒否反応を示す人や、話題の…